がんで闘病する親に江原さんが提言「思いの丈を伝えて」
また、現実的な問題もできる限り示してあげなければなりません。自分が亡き後、どこでどう生活したいのか、お子さんの意思確認は大事です。『火垂るの墓』のように、親戚を頼っても粗末に扱われることもあります。ならば、高校を卒業するまでは施設へ入るのか、あるいはひとりで暮らせるのかを見極めること。後見人選び、財産についても整理してトラブルにならないよう遺言を残してあげるのが親の最後の役割です。
肉体は死んでも、たましいは永遠です。あなたがこの世での役目を終えても、たましいは息子さんに寄り添うことができ、その思いはちゃんと伝わります。
「女性自身」2021年1月19日・26日合併号 掲載
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