くらし情報『コロナ疲れの日本人に最前線の辻仁成が喝!(JINSEIのスパイス!第104回)』

コロナ疲れの日本人に最前線の辻仁成が喝!(JINSEIのスパイス!第104回)

コロナ疲れの日本人に最前線の辻仁成が喝!(JINSEIのスパイス!第104回)


【今週の悩めるマダム】

2度目の緊急事態宣言が出されて1週間ほどたちますが、人出はあまり減っていません。スーパーや百貨店などはむしろ人が増えているくらいです。政府の中途半端すぎる対応に腹が立ちます。とはいえ、コロナに対して甘くなっている自分もいます。自衛するにはどうすればいいか、アドバイスをください。(神奈川県在住・50代主婦)

僕はこの1年間、二度のロックダウンと夜間外出制限のなか、パリでシングルファザーとして生きてきました。ロックダウンは解除されましたが、夜間外出禁止令はまだ続いていますし、非常事態宣言は最短でも夏まで続きます。本当に過酷な経験でしたし、まだ現在進行形です。
変異種が世界各地で発見されていますから、ワクチンの接種と競うようなかたちで、感染の拡大はさらに続くかもしれません。欧州では、今年も厳しい制限が続くはずです。

1年前、武漢でコロナによる最初の死者が出たとき、フランスの人々にとって、それは対岸の火事でした。その後、フランスでも2月に1人の死者が出現し、その翌月にはロックダウンに突入。日本でも、今年に入って感染者が急増しています。ブラジルから入ったものと思われる変異種が日本で発見され、フランスでは「日本型変異種」

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