くらし情報『『おちょやん』OP制作した夫婦が語る「関西人の明るさ」』

2021年2月5日 06:00

『おちょやん』OP制作した夫婦が語る「関西人の明るさ」

『おちょやん』OP制作した夫婦が語る「関西人の明るさ」


犬ん子「養鶏場を営む父・テルヲを鶏として描くことが決まっていたので、はじめはヒロインの千代をヒヨコにしようと思っていたんですよ」

チャンキー松本(以下、チャンキー)「そうそう。でも演出家さんが『犬ん子さんの描く猫がかわいくて好きなんです』とおっしゃってくれて、『猫でいこう』ということに。はじめに描いたヒヨコも、チキンラーメンのキャラクターみたいだったし(笑)」

そう朗らかに話すのは、イラストレーターの犬ん子さんと紙切り似顔絵師のチャンキー松本さん夫妻だ。2人はNHK連続テレビ小説『おちょやん』で、オープニングのアニメーションを手掛けた。

杉咲花演じる竹井千代を“千代猫ちゃん”というキャラクターに置き換えたオープニングは、犬ん子さんが作画、チャンキーさんがディレクションを担当。2人の絵をアニメーションにしたのは、映像作家の谷本雅洋さんだ。

チャンキーさんと犬ん子さんは、これまでも絵本『ちんどんや ちんたろう』『おかめ列車』や、インディーズのミュージックビデオのアニメーションを2人で作ってきた。夫婦でともに作品を作るのは、「お金がかからないから」と犬ん子さんは笑う。


犬ん子「それは冗談で(笑)。

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