森会長 会見で辞任発表も…「何にもわかってない感」と疑問の声
東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)が2月12日、辞任を表明した。しかし、「“何が問題なのか”を理解していないのでは」と疑問視する声が相次いでいる。
さかのぼること2月3日。日刊スポーツによると森会長はJOCの臨時評議員会で、元JOC会長の竹田恆和氏(73)や現会長の山下泰裕氏(63)について「(竹田氏は)立派な方なので自分で何か意思をおっしゃることはなかった」「(山下氏は)しゃべり方だけではなく、理路整然と1つ1つしっかりした話をされてました」と“男性の話し方”についてコメント。その後、こう語ったという。
「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります」
「女性は競争意識が強い。誰か1人が手を挙げると、自分もやらなきゃいけないと思うんでしょうね」
「必ずしも数で増やす場合は、時間も規制しないとなかなか終わらないと困る。そんなこともあります」
「私どもの組織委にも、女性は何人いますか。
7人くらいおられるが、みんなわきまえておられる」
その「女性は話が長い」とする一連の発言に対して“女性蔑視だ”との非難が上がり、森会長は4日に「発言を撤回したい」