くらし情報『渋沢栄一本の著者・ビビる大木が語る“渋沢先輩”伝説』

2021年2月27日 06:00

渋沢栄一本の著者・ビビる大木が語る“渋沢先輩”伝説

渋沢栄一本の著者・ビビる大木が語る“渋沢先輩”伝説


すぐに行動に移したり、人付き合いがよいことを指す“フットワークが軽い”の略語=フッ軽(ふっかる)。その言葉がぴったりなのが大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)の主人公、渋沢栄一。その人物像に迫るーー!

渋沢栄一を“とんでもないバイタリティの持ち主”と表現するのは、同郷の後輩で、渋沢栄一の関連本『ビビる大木、渋沢栄一を語る〜僕が学んだ「45の教え」〜』(プレジデント社)も執筆したビビる大木(46)。

「パリを訪れたとき、軍人と銀行家が対等に話しているのを見て、すぐに“こんな国にしなければ”と思いが巡ったそうです。そして帰国後、欧州で興味を持ったあらゆる社会インフラ、資本主義のシステムをどんどん実現させていったというから驚きですよ」

さらに、歴史上の偉人たちとの接点の多さにも目を見張るという。

「大久保利通だけでなく、福澤諭吉や三菱財閥の創業者、岩崎彌太郎など、政財界から教育界まで、人脈が幅広い。それでいて岩崎彌太郎には“あなたのやり方は好きじゃない”と直接言ったりもするんですよね。でも、もっともオンリーワンの存在だと思わせるのは、育てた会社や団体の多くを後進に譲り、自らはまた新たな事業をどんどん開拓していったことだと思います。

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