“中森明菜への愛”語る椿鬼奴 子供時代はアカペラで熱唱
『十戒(1984)』で「日本テレビ音楽祭」グランプリを受賞
住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代に夢中になったアイドルの話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。
「モノマネ番組とかで、中森明菜さんの『十戒(1984)』(’84年)や『TATTOO』(’88年)の歌マネをさせてもらったりしています。藤井隆さんの歌イベントでは、明菜さんの曲の振付が完璧な素人さんが毎回観覧に来ていたから、その人にステージに上がってもらってコラボしたり。’14年に『紅白』に出場したときに『日本では低気圧のほうが大変だということで……』みたいに、ちょっとハスキーで、徐々に聞こえるか聞こえないかの声の大きさになる、しゃべり方が特徴なんですね」
明菜愛が強すぎて、ついモノマネしたくなるというのが、お笑いタレントの椿鬼奴さん(48)。デビュー当時のシングル盤レコードを手に取りながら、’80年代を振り返る。
「じつはレコードは持っていなかったんです。小学生のころはわりと裕福な生活だったんですが、自分で使えるお金は、もらえなかったんですよね」