『特捜9』プロデューサー急逝…井ノ原快彦変えた恩人の言葉
「ドラマのクランクイン前日に、訃報を聞いた井ノ原さんは大きなショックを受けていました。しかし、数日後には金丸さんとの思い出をドラマスタッフたちと話していました。まるで心にあいた穴を懸命に埋めようとしているかのようにも見えて……」
そう語るのは、テレビ局関係者。
2月中旬、井ノ原快彦(44)に恩人との別れが突然訪れた。
「『特捜9』シリーズ(テレビ朝日系)でプロデューサーを務めていた金丸哲也さんが、2月17日に心不全で急逝したんです。近々、再会する予定があったなかでの出来事だったそうです」(前出・テレビ局関係者)
’18年に始まった『特捜9』シリーズ。その前身は’06年から’17年まで放送されていた『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)だ。
「『9係』を一から立ち上げたメンバーの1人が、金丸さんでした。
主演は名優・渡瀬恒彦さん(享年72)が務め、井ノ原さんは年下の相棒役を12年務めたのです。人気シリーズでしたが、4年前に渡瀬さんが逝去したことにより、井ノ原さんを主演に立てて『特捜9』として再スタートすることになりました」(ドラマ関係者)
偉大な俳優からバトンを継いだ当初、井ノ原はかなりのプレッシャーを感じていたという。