2021年3月4日 15:50
雅子さま追悼式出席へ 体調不安おして被災地励ました10年
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東日本大震災の発生からまもなく10年を迎える。
昨年は新型コロナウイルスの影響で見送られた政府主催の追悼式だが、政府は3月2日の閣議で2年ぶりに開催することを決定した。天皇皇后両陛下が出席し、陛下がおことばを述べることが発表された。
「震災翌年の’12年から行われてきた追悼式は、’16年までは上皇上皇后両陛下がご出席。6回目となる’17年からは、秋篠宮ご夫妻の出席されてきました。今年は10年の節目でもあり、天皇、皇后両陛下が臨席されることになりました」(皇室担当記者)
陛下と雅子さまは震災から10年を目前に、2月16日から岩手県、福島県、宮城県の被災地3県をオンラインでお見舞いすることが予定されていた。だがその矢先、2月13日深夜23時すぎに福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生。余震のおそれもあり、関係機関が対策に専念できるようにとの配慮から、オンライン訪問は延期となってしまった。
昨年11月以降、オンライン訪問に臨まれてきた陛下と雅子さまだが、雅子さまの体調はいまだ快復の途上にある。陛下は先日の誕生日会見で、雅子さまについて「体調には波があり、大きな行事の後には、疲れがしばらく残る傾向があります」