2021年3月12日 15:50
志村けんさんと3.11「少しでも震災忘れて」と子供を笑顔に
昨年3月、新型コロナウイルスによる肺炎のためこの世を去った志村けんさん(享年70)。その銅像が故郷の東京都東村山市に設置されることが3月9日に発表された。各メディアによると銅像は「アイーン」のポーズをしており、7月上旬にはお披露目される予定だという。
志村さんが亡くなって早1年。ネットでは《いろんな世代から愛され、みんなに笑いを届けてくれた志村さんが大好きです。銅像出来たら見に行きたいと思います》《まさか銅像になるとまでは本人も思わなかっただろう。それほどに偉大な存在となったということ》と改めて、生前の功績が讃えられている。
そして、このニュースの2日後に迎えたのが3月11日。
東日本大震災の発生した「3.11」から10年目という節目の年を迎えた。
志村さんのブログをひもとくと、11年3月13日の記事に震災当日のことがつづられている。志村さんは「高速道路走ってて地震あいまして」「こんな怖い思いは人生で初めて本当に怖かったよ」といい、さらにこう続けている。
「それよりテレビで映像見て私なんかより想像絶する言葉がありません津波の怖さ」
「何も出来ない涙が出ます」
同年3月27日のブログには、福島県いわき市にロケで行った思い出が記されている。