2021年3月20日 06:00
佐々木宏氏「オリンピッグ」が2つの意味で無知と言われる訳
「実際、私自身はこの体型で幸せです。なので今まで通り、太っている事だけにこだわらず『渡辺直美』として表現していきたい所存でございます」
3月18日、吉本興業の公式サイトにこうつづったのはタレントの渡辺直美(33)だ。
『文春オンライン』によると東京オリンピック・パラリンピックの開会式で演出を統括する佐々木宏氏(66)が、彼女に“豚を演じさせる”というプランを提案。さらに佐々木氏は、開会式の演出を担うメンバーのグループLINEに「オリンピッグ=渡辺直美さん」ともつづっていたという。
そんな「オリンピッグ騒動」で渦中の人となった渡辺は、冒頭のように「この体型で幸せ」とコメント。ネットでは《尊敬しちゃうなぁ。ますます好きになった》《素敵なコメントでちょっと泣けた》と好反応が数多くみられている。
渡辺は固定概念を覆したとして、世界的に評価されてきた。
17年2月、アメリカ『ワシントン・ポスト』は「すらりとしていなくても自信を持ち、幸せになれると証明することで、“女性は痩せている方がいい”という固定観念に挑んでいる」と讃えている。
さらに18年1月、イギリス版『VOGUE』も“日本女性のステレオタイプを壊す人”として評価。