副総理なのに…麻生大臣「マスクいつまで?」発言に批判殺到
(写真:アフロ)
「マスクなんて暑くなって口の周りがかゆくなって、最近えらい皮膚科がはやっているそうだけど。いつまでやるの?」
3月19日の閣議後に行われた会見で、記者に向けてにこう投げかけたのは麻生太郎財務大臣(80)だ。各メディアによると記者が緊急事態宣言解除後の景気について質問したところ、麻生大臣は「マスクはいつまでやることになってるのか、記者なら知っているだろう」と逆質問。その上で「景気の“気”の部分が直らないと、景気は直らない」と述べたという。
各紙によると米疾病対策センターでは8日、新型コロナのワクチン接種を完了した人に向けたガイドラインを発表。接種を終えて2週間以上経った人同士が屋内で集まる場合、「マスク着用やソーシャルディスタンスを取る必要はない」など制限が緩和されたという。
日本でも医療従事者向けのワクチン接種が始まったばかりだが、加藤勝信官房長官(65)は9日の会見で「日本では接種した人もマスク着用をはじめ、基本的な対策の徹底をお願いしている」とコメント。またマスクが不要になる時期については「専門家の意見を聞きながら検討する」と述べるにとどめたという。
■副総理なのに「他人事」