2021年3月22日 16:00
最終回前にロケ20時間!綾瀬はるか「天国と地獄」の全力疾走
真剣な表情でスタッフの指示を聞く綾瀬
東京の下町情緒を残す商店街を駆けていたのは綾瀬はるか(35)だった。トレンチコートにスーツ姿だったが、見事な前傾姿勢での疾走に、現場に集まっていた商店街の人々からも思わずため息が漏れた。
本誌が綾瀬を目撃したのは3月中旬の昼ごろ。3月21日に視聴率20%を超え、有終の美を飾った『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系)の撮影もまさに佳境を迎えていたのだ。
ドラマ関係者はこう語る。
「この街では綾瀬さんが日高陽斗(高橋一生)を救うために懸命に走るシーンを撮影しました。アクションに備えて、綾瀬さんもチャンキーヒールのパンプスを履いていましたが、さすがのランニングフォームでしたね」
彼女の所属事務所の公式HPには《中学3年生の時、中国地区の駅伝大会に出場》との記載が。
「髪を振り乱しながらの全力疾走で、2回も撮り直したのです。
3度走ったにもかかわらず、綾瀬さんは汗一つかかず、涼しげな顔をしていたのも驚きました。コロナ禍の影響もあり、かなり撮影日程も遅れていました。最終回放送まで1週間ほどしかなく、当日もスケジュールがタイトになっていましたが、撮り直しを命じた監督やそれに素直に従った綾瀬さんからも『最後まで、しっかりと作品を作り上げたい』という熱意が感じられましたね。