厚労省職員23人が深夜まで送別会「国民舐めすぎ」と非難轟々
(写真:アフロ)
「国民の皆様の信用を裏切る形になり、深くおわびを申し上げます。申し訳ありませんでした。対象者に関しては調査したうえで厳正な処分をしたい」
3月30日、このように報道陣に向けて陳謝したのは田村憲久厚生労働大臣(56)だ。緊急事態宣言解除から3日後の24日に、厚生労働省老健局の23人が銀座の飲食店で送別会をしていたと明らかになった。
各紙によると、送別会は人事異動に伴って開催。参加した職員は老健局の調査に対し、「良くないことはわかっていたが、異動する職員を送り出したかった」と述べたという。
「送別会が始まったのは、19時過ぎ。20時を回ってからも相次いで参加者が合流し、マスクを外して話に花を咲かせていたそうです。
大盛り上がりの末、職員全員が退店したのは23時50分頃。時短要請から21時で店を閉めなければいけないので、店員も困惑していたといいます」(全国紙記者)
田村厚労相は23日の会見で、「飲食店でマスクを外しておしゃべりをされたりしますと、飛沫等から感染のリスクがあるということでございます」と言及。「食事中以外にはマスクを着用すること、しゃべる時にはマスクを着用してしゃべること、大声を出さないこと」