くらし情報『倉田真由美『ねるとん』で恋愛テク磨くも“だめんず”に苦労』

倉田真由美『ねるとん』で恋愛テク磨くも“だめんず”に苦労

目がぱっちりで、すらっとしていて、ハーフ顔の女性が人気にはなるけど、最後に告白されるとは限らなかったんですよね。’80年代、ちょっと地味めながら、ほんわかした雰囲気のある原田知世さんの、男性人気が高いことを私は意外に感じていましたが、それも納得がいくようになりました。『ねるとん』を見ながら、“へ〜、なるほど”ってモテの勉強もしていたわけですね」

バブル景気による華やかな生活が描かれたトレンディドラマを見て、“絶対に都会で暮らしたい”と、東京にある大学に入学。

「大学生にまでバブルの恩恵はなかったけど、ひとり暮らしはすごく新鮮で楽しかったです」

そうして’90年代になると、番組の影響から、各地で“ねるとんパーティ”と呼ばれるお見合いイベントが盛んに開催されるように。倉田さんも参加したがーー。

「カップルになったとしても、その後、うまくいったことは1回もありませんでしたね。その後も『ねるとん』で培った恋愛分析力を駆使しましたが、すいぶんダメ男に出会いました。現実は、そう甘くない(笑)」

しかし、そういった経験の蓄積から、ヒット作『だめんず・うぉ〜か〜』(扶桑社)シリーズは生み出された。

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