「小室圭さんは会見すべき」文書公開がむしろ火に油注いだ訳
「結局、元婚約者から金銭を援助してもらった事実は変わらないのに、小室さんの無念、屈辱、恩人への恨みをも感じさせる文章です。かえって小室さんの人柄が、眞子さまと結婚するにはふさわしくないと示してしまっていないでしょうか」
そう語るのは、皇室の歴史に詳しい静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さん。
4月8日、母・佳代さんとその元婚約者男性との間の“金銭トラブル”について説明する文書を公表した。
約4万字という長文で経緯を記した文書を、西村泰彦宮内庁長官は「非常に丁寧に説明されている印象だ」と評価していたが、皇室に詳しい識者からは厳しい声が上がっている。
ただ、宮内庁関係者は、「眞子さまと小室さんの結婚は既定路線」と話す。
「小室さんは曲がりなりにも、金銭トラブルについて文書という“形”にしました。今後は結婚に向けての動きが粛々と進められると思います」
皇嗣職大夫によれば秋篠宮ご夫妻も「いろいろな対応が見える形になるように努力したもの」と受け取めているようだという。
「秋篠宮ご夫妻としても“もう打つ手はない”と諦められたのでしょう。
しかし天皇陛下が『多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております』と会見で発言された真意は、内親王の結婚相手としてふさわしい人柄であることを国民に示してほしいということではなかったのでしょうか」