『渡鬼』『おしん』…橋田壽賀子さん50年超の秘蔵写真
“嫁姑問題”や“夫がマザコン”という設定を取り入れたのも橋田さんが元祖。そこには“妻”としての経験が投影されています。『おしん』の嫁いびりは、おのおのの世代の正義と正義の衝突として、また『渡る世間は鬼ばかり』では、岡倉家の5人の女性を通して、家庭の崩壊や、さまざまな結婚のあり方が、描かれました。つねに、命の尊さと、女性の強さ、自立を描いてきた橋田さんは、まさに日本のドラマの母といえます」
コロナ禍の今を生きる女性たちを、橋田さんなら、どのように描いたであろう。
「女性自身」2021年4月27日号 掲載
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