2021年4月22日 19:03
NBAスーパースター、警官への暴力あおるツイートで大炎上
(写真:AP/アフロ)
NBAロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが、自身のツイートが原因で激しい批判を浴びている。
20日にコロンバス市警の警官が16歳の黒人少女マキア・ブライアントさんを射殺。ジェームズは、この警官の写真に「次はおまえだ」というキャプションを付けてツイートした。これが大炎上を招いているのだが、なぜそこまで問題視されるに至ったのだろうか。経緯を辿ってみよう。
BLM運動の引き金となったジョージ・フロイドさんの死亡事件で、彼の首を膝で圧迫して死に至らしめたミネアポリス市警の元警官デレク・ショーヴァンの裁判が21日行われた。The New York Timesなど複数のメディアの報道によると、第2級殺人など3件の罪状で、陪審員の評決はいずれも有罪。量刑の言い渡しは8週間後だが、3件合わせて75年ほどの禁固刑になるだろうと見られている。
ジェームズは、ショーヴァンへの判決を受け、ブライアントさんを殺害した警官に「次はおまえ(が有罪になる番)だ」と発言したのだ。しかし、ブライアントさんの事件はフロイドさんの事件とは全く性質が異なる。
NPRによると、ブライアントさんは事件のあった日「年上の子たちに暴行される」