くらし情報『「男系限定は中国の模倣」女系天皇容認が日本の伝統である理由』

「男系限定は中国の模倣」女系天皇容認が日本の伝統である理由

女系天皇が認められれば愛子さまのお子さまも皇位継承者に /(C)JMPA

女系天皇が認められれば愛子さまのお子さまも皇位継承者に /(C)JMPA



政府は3月、安定的な皇位継承のあり方を検討する有識者会議を招集。女性天皇や女系天皇の是非を含め、皇位継承権の範囲などについて検討を進めている。

現在、皇位継承権を持つのは、秋篠宮さま、悠仁さま、上皇陛下の弟の常陸宮さまの3人だけ。次世代の継承者は悠仁さまおひとりしかいない。女性天皇を容認すれば、愛子さまをはじめとする内親王も皇位継承者となる。また、女系天皇も容認すれば、内親王のお子さまも皇位継承権を持つということになり、安定的な皇位継承に近づくといえる。

菅義偉首相はこれまで「男系による継承が絶えることなく続いてきた重み」をことあるごとに強調してきた。しかし、その発言に異を唱える研究者がいる。


今年1月、『女系天皇 天皇系譜の源流』(朝日新書)を上梓した大東文化大学名誉教授の工藤隆氏だ。その中で工藤氏は「男系と女系がないまぜとなった継承こそが本来のヤマト文化」だと主張しているのだ。いったい、どういうことなのだろうか?その根拠を工藤氏に解説してもらった(以下、「」内は工藤氏)。

「去年の8月、河野太郎防衛大臣(当時)

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