プロが選ぶ「自分も入りたい」おすすめケアハウス5選
「高齢者施設探しはいわば情報戦。単にお金をたくさん持っている人より、良質な情報を得られる人に有利なのです」
そう話すのは新聞・雑誌、ウェブなどに多数の連載を持つ、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんだ。最近は「高齢者の住まい」に関する相談も多く、畠中さんが実際に足を運び「ここなら!」と思った施設を、相談者に紹介する機会も増えているという。
なかでも「国民年金で入れるところを」という相談者に畠中さんがおすすめしているのが「ケアハウス(軽費老人ホームC型)」だ。
畠中さんによれば、よいケアハウスと出合うことができれば断然お得に老後の生活を送れる、という。地方自治体や社会福祉法人が運営するケアハウスは、整備の補助金が出るので利用者の家賃相当が安くなり、予算に不安がある人にとっても、手が届きやすい施設。
そんなケアハウスを日本全国から厳選して紹介する。
【ケアハウスアーベイン八幡平】岩手県八幡平
風光明媚な景色のなかに立つこちらの施設には、ケアハウス研究の第一人者でありシニアライフ情報センター代表を長年務めてきた池田敏史子さんも「有料老人ホーム以上」と太鼓判を押す。
岩手山が望める部屋は全室南向きで、個室は32平方メートルとかなり広めだ。