くらし情報『相次ぐ延期、中止…プロモーターが語る苦悩のイベント裏事情』

2021年5月6日 11:30

相次ぐ延期、中止…プロモーターが語る苦悩のイベント裏事情

相次ぐ延期、中止…プロモーターが語る苦悩のイベント裏事情


3度目となる緊急事態宣言が4都府県に発出され、イベントは規模の大小を問わず無観客開催を余儀なくされた。

昨年2月26日に大型イベントの自粛要請が告げられ、コンサートやライブは相次いで延期・中止に。1度目の緊急事態宣言が解除された後、徐々に有観客公演が再開された。しかし収容人数を会場キャパシティの50%にするなど、主催者たちは厳しい条件をクリアしなければならなかった。

「利益が出にくいとわかっているので、ただただコンサートやライブを止めない信念でやっています。ここまでくると持久戦です」

こう語るのは、大阪の大手プロモーター会社で数々のコンサートやイベントを手がけるAさん(36)。1年以上続くコロナ禍を振り返り、感染防止を徹底しながら運営する現場の様子について語ってくれた。

「当初は個人的にも『自分だったら行かないな』とか、自分の家族が行こうとしていたら『今は行かなくてもいいんじゃない』と反対すると感じていました。
興行は娯楽なので、ないと生きていけないというものではないから、真っ先に『必要ない』と言われることも理解していました」

これまで有観客開催にあたって、会場の収容率は50%以内と規定されてきた。

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