くらし情報『『スチュワーデス物語』はなぜ80年代の日本を魅了できたのか』

『スチュワーデス物語』はなぜ80年代の日本を魅了できたのか

撮影中に84年2月15日に満17歳の誕生日を迎えた堀ちえみ

撮影中に84年2月15日に満17歳の誕生日を迎えた堀ちえみ



住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代に毎週楽しみにしていたドラマの話。活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。

「『スチュワーデス物語』(’83〜’84年)、『少女に何が起こったか』(’85年)など、’80年代は大映テレビが制作したドラマが人気を博しました。“大映ドラマ”とも言われるように、テレビ局ではなく制作会社の名前がメインとなるほど、過剰な演出やありえない設定などで、突き抜けた存在感を発揮しました」

そう語るのは、世代・トレンド評論家の牛窪恵さん(53)。『スチュワーデス物語』では、堀ちえみ演じる訓練生・松本千秋が、驚くほど英語が苦手だったり、人前に出ると緊張してしまうシーンが思い出される。

「現在のCA以上に女性の憧れの職業だった“スチュワーデス”になりたくて、『ドジでノロマなカメ』の千秋が一生懸命に努力し、少しずつ夢に近づいていくーー。その姿を“ありえないよ、こんなの”と笑いつつも、堀ちえみさんの初々しさのある演技と相まって、視聴者は応援していました」

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