自治体が補助行うPCR検査、無症状者への支援は拡充する?
しかも毎月2回までOKという太っ腹。定期的に検査できるのは安心でしょう。
東京都千代田区や葛飾区など、高齢者や基礎疾患のある方の補助を行う自治体は比較的多いです。千代田区では同居者も対象で、1回2万円まで。’21年9月末までに1人3回まで受けられます。
新潟県糸魚川市では、介護のデイサービスを利用する高齢者に1回1万8,000円まで、また、新しく介護施設に入居する高齢者は、入居前に限り2万円まで補助します。高齢者福祉施設のクラスター発生を抑えるよい方法だと思います。
妊婦を対象にするのは京都府・京都市など。
妊娠期間中に1回、2万円を補助します。妊娠中の不安が少し軽減すればいいですね。
なかには、市民以外にも補助を広げる自治体もあります。新潟県見附市では、帰省等で県外と往来する方に補助を行います。県外で暮らす人が見附市に帰省する際など、1回8,000円までを年度内に1人2回までOK。安心して里帰りできるのはありがたいですね。さらに徳島県では、県外へ災害ボランティアに行く人に、活動の前後2回の検査を全額補助します。豪雨災害などの被災地ではボランティアが頼みの綱ですから、他県にも広がってほしい施策です。