「電気をこまめに消す人はたまらない」節約新常識をFPが解説
電気はこまめに消すほうがいい。そんな、一見納得してしまうような節約テクは、実は逆効果。するするとお金がたまる鉄則を身につけて、賢く貯金しようーー!
コロナ禍の残業カットで収入が減ったり、ステイホームのストレスから自分へのご褒美が増えたりして「お金がたまらない」と嘆く人が多い。だが、ファイナンシャルプランナーの飯村久美さんは「お金をためるのは簡単」という。
「お金がたまらないのは、ちょっとしたテクニックを使えていないだけ。コツさえつかめば、誰でもたまります」(飯村さん・以下同)
そんなコツがあるなら知りたいが、面倒なことはしたくない。
「手間がかかることは、誰でも続きません。ストレスの少ない“自動的にお金がたまるシステム”を作って、あとは決めたとおり実行するだけ。
家計簿もいりません」
節約の新常識を見ていこう。
■銀行口座は“使う口座”と“たまる口座”の2つを用意
「大切なのは具体的な貯蓄目標です。『とりあえず100万円』は漠然としすぎ。『5年後、夫婦でハワイ旅行に60万円』なら1年で12万円、月に1万円をためればかなうと、夢の実現が見えるでしょう。こうした目標をいくつか作り、合算して手取りの10〜30%を貯蓄しましょう。