2021年6月3日 11:00
カギは「自己投資」、夫の小遣いは「定額」より「その場決め」で
「新型コロナウイルスの感染拡大によって日本経済に甚大な被害がもたらされ、私たちの老後やお金の不安は尽きません。“どうすればお金を増やせるの”と悩む前に、まずは“貯まる人”の考え方や行動を知ることが大事なのです」
こう語るのは『お金の使い方テク』(朝日新聞出版)の著者である、ファイナンシャルプランナーの内山貴博さんだ。
「たとえば、家計簿をつけるにしても、(1)手書きでつける、(2)アプリを使う、どちらがよいと思いますか?正解は(2)です。操作ひとつで収支をグラフ化してくれますし、ムダな支出が手間もなく一目でわかるため、アプリを使って家計を管理したほうがうまくいきやすいのです」
そこで本誌は内山さんに、“貯まる人”になるための2択クイズを出題してもらった。日常生活の消費行動を見直す参考にしてみてほしい。
「条件にもよりますが、一般的な“正解”と、その考え方を解説しています。これを機会に、得するお金の使い方を習慣化し、投資などにステップアップする準備をはじめましょう」
どれだけお金が貯まる消費行動ができるのか、まずはクイズにチャレンジしてみよう。
【第1問】「ポイントは貯めて使うべき?それともこまめに使うべき?」