2021年6月14日 06:00
チュートリアル、友近…ギャラ100万円芸人がリストラ危機なワケ
にしても蛍原にしても、単体だと番組の回しがうまいわけでもないので、今ある番組が終われば厳しいかもしれません」(前出の関係者)
出演番組の終了などもあり、徐々に露出が減る人も。
「ココリコは現在コンビでのレギュラーは『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)のみ。田中(直樹・50)は役者として活躍していますが、今後コンビでのオファーが増えることはないかも。
タカアンドトシは、減ったとはいえ全国で4本、北海道ローカルでは2本のレギュラーを持っています。十分ベテランですが、同じ100万を払うなら、インパクトのあるくりぃむしちゅーや爆笑問題のほうがいいというのも本音。
友近(47)もビビる大木(46)も、ローカルでは冠番組を持っているし、準レギュラー的な仕事も多々あります。ただ、ギャラが高額なので、安い若手に勝てる要素が少ない。本来は実力もあり、コスパのよい人たちですが、制作費カットのあおりをもっとも多く受けているのです」(前出のテレビ制作関係者)
■「お笑いの出世コースに変化が生まれている」
こうした“中堅芸人離れ”が起きている背景について、お笑い評論家でもある江戸川大学の西条昇教授が解説する。