夫の「イラッ言動」を解説!理由がわかればきっとスッキリ!
白髪染めをする妻に「おまえ、そんな髪染めて、どうすんだ?誰か見てもらいたいヤツでもいんのか?」/(C)「お終活」製作委員会
「“男性脳=ゴール指向型”と“女性脳=プロセス指向型”の特質の違いに、夫婦仲がピリついてしまう要因があります」
そう指摘するのは、近著に『不機嫌のトリセツ』がある、脳科学・人工知能研究者の黒川伊保子さん。
現在、公開中の映画『お終活熟春!人生、百年時代の過ごし方』。大原夫妻は夫(橋爪功)の定年退職以降、ケンカを繰り返す毎日ーー。そんな夫の“イライラ言動”も、黒川先生の解説があればスッキリ!
「典型的なすれ違い夫婦の描写にクスッと笑っちゃうのですが、最後には『夫婦っていいなぁ』としみじみ感じました」
■白髪染めをする妻に「おまえ、そんな髪染めて、どうすんだ?誰か見てもらいたいヤツでもいんのか?」
「『~なことしてどうするんだ』は、まさに日本人男性の定型文!男性の脳は、結果に対するコストを考える“ゴール指向型”ですので、こうした場合には“自分の行動の利点”を説明すると、案外すんなり折れてくれます。たとえば『友達に指摘されたくないから染めるのよ!』などと言ってみて」