二階幹事長発案「女性局専用宣伝カー」が完成も冷ややかな声
(自民党関係者)
都議選に続き、衆院総選挙も控えている今年。いよいよ選挙モードに染まる自民党だが、ネット上には冷ややかな声が広がっている。
《いい年した大人が何をしているのでしょう》
《女性を下に見ている自民党。こんなもの預けられて、恥ずかしくないの》
《逆に差別?を助長している気がする》
こうした声とは裏腹に、自民党の女性議員は二階氏を持ち上げるばかりだ。納車式に出席した野田聖子幹事長代行(60)は、「幹事長自らの考えで、女性候補者、女性局のみんなに元気よく明るく活動してもらいたいという思いを込めて、この車を考えていただいた」と語っている。
世間ずれした二階氏のパフォーマンスに対して、党内から批判の声は上がらないのか。ある自民党幹部は皮肉交じりにこう話す。
「女性議員にしろ男性議員にしろ、二階さんは“財布”みたいなものです。
通常、総裁に代わって党務を司る幹事長は、候補者の公認権はもちろん、党財政の責任者。党本部から出る選挙資金のほとんどは、二階さんの決裁が必要になる。
秋までには解散総選挙があるわけで、政治家は二階さんの機嫌を損ねるようなことはできるはずがありません」
有権者から選ばれた政治家が声を上げなければ、世間とズレ続ける二階氏を止めることはできそうにないのだがーー。