くらし情報『山口百恵「なんだと思ってるの!」引退直前の激怒【上半期ベストスクープ】』

山口百恵「なんだと思ってるの!」引退直前の激怒【上半期ベストスクープ】

すると百恵ちゃんを『私の大事な友達をなんだと思ってるの!』と余計に怒らせてしまって。百恵ちゃんは『もう放送はいらない』とまで言ったんです。最終的に私がなんとか説得して百恵ちゃんも『わかった』ということで収まりました」

語り草となっているのがやはり最後。ラスト1曲の『さよならの向う側』を涙ながらに歌い終え、深々とファンにお辞儀をし、ゆっくりとマイクをステージ中央に置く百恵。そして、悠然と客席を見回して、静かにステージから去っていった。

この間、約150秒で百恵は永遠に人々の記憶に刻まれることとなったのだ。

その場で目撃していた盟友・野口五郎(64)はそのときの様子を本誌にこうコメントする。

「ラストコンサートの隣の席は(西城)秀樹でした。
彼女が最後にマイクを置いたとき、僕も秀樹もアーティスト席の皆が、客席のファンの方たちより率先して、スタンディングオベーションをしたように僕は記憶しています」

この“伝説の150秒”にも百恵の強い意思が込められていたのではないかと、宮下さんは言う。

「よく『演出でマイクを置かせたのですか?』と聞かれるのですが、常に『そうじゃない』と言ってるんです。

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