くらし情報『「終わりが見えない」人気脚本家、コロナ後遺症を苦に自殺』

「終わりが見えない」人気脚本家、コロナ後遺症を苦に自殺

2006年のトライベッカ映画祭で。左から夫のニックさん、フェラーさん、俳優のジェフ・ゴールドブラム(写真:REX/アフロ)

2006年のトライベッカ映画祭で。左から夫のニックさん、フェラーさん、俳優のジェフ・ゴールドブラム(写真:REX/アフロ)



’98年から6シーズンに渡り放映された人気ドラマ『ドーソンズ・クリーク』。トム・クルーズの元妻ケイティ・ホームズがヒロインを務め、ティーンエイジャーの青春を描いた本作で脚本を担当していたハイディ・フェラーさんが、先月末に自殺していたことがわかった。享年50歳だった。

Varietyの報道によれば、フェラーさんは昨年4月に新型コロナウイルス感染症を患い、2カ月後には寝たきりに。ひどい疲労感と重度の神経性の震えに絶えず悩まされていたという。

昨年9月、フェラーさんはブログにこう綴っていた。


「怪物は実在し、私のもとへやってきました。Covid-19からの回復は、私がこれまでの経験で最も困難なことの一つであり、様々な体験をしてきました。(中略)私がこれから詳しく話すのは、次に苦しむであろう人を助けるため。金色に輝く希望の糸を、彼らに垂らすためです」

彼女のブログによれば、彼女は感染する前、まだ米国内では一般的ではなかったマスクを着用し、買ってきた食料品を拭くなど感染予防に努めていたという。

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