「終わりが見えない」人気脚本家、コロナ後遺症を苦に自殺
「でも、それは私のもとへやってきた。それが私の中で動き回り、新しい拷問の方法を見つけようと、耐えがたいほどに這いずり回るのです」
昨年6月、ウイルスは体から去ったが、突然体が不自由になり寝たきりになってしまった。足と足首の痛みが最もひどく、「その痛みは10段階で9になることもありました。ある夜、脚の静脈が複数箇所、破裂しました。人によっては、手足を切断しなければならないような小さな血栓ができていたと思います」と、その苦しみをブログで明かしている。
フェラーさんは、「Covid-19にかかった」ということをソーシャルメディアで“カミングアウト”するには時間がかかったという。「それは汚名のように感じられたし、自分に何が起こっているのか、自分でもわからなかったからです」。
さらに、「気持ちが暗くなったとき、夫に『もしよくならないなら、こんな風には生きていたくない』と言ってしまいました。
自殺願望はありませんでしたが、あまりにも長い期間生活の質を保つことができず、終わりが見えてこないのです」と、苦悩した当時を振り返っていた。TMZによると、彼女の症状は今年に入ってさらに悪化。一時期は立って生活もできていたが、5月には再び寝たきりになっていたという。