2021年6月25日 06:00
氷川きよし 公私充実で「昔より若返ってきました!」
「コロナ禍だから旅行とかに行けない人が多いでしょう。そうした方たちへ、ご当地ものの演歌を届けたいと、このアルバムを作りました」
6月8日に発売した最新アルバム『南風吹けば』に込めた思いをそう語った氷川きよし(43)。昨年は初のポップアルバムに挑戦したが、本作は演歌や歌謡曲を中心に構成され、“原点回帰”ともいえる仕上がりだ。
「コロナ禍だからこそ『南風』という曲もできたんです。時代に合わせつつ、自分らしい人生を送ることで、歌に深みやリアルさが出るのかなと。だから過去の自分も、新しいことへのチャレンジも、両方大切にしたいんです」
4月からはNHK『趣味の園芸』に出演しているが、園芸はデビュー当時からの趣味なのだという。
「上京した年から始めて、最初に育てたのが小玉すいか。小ぶりで食べられなかったんですけど、実も花もかわいくて。
それからずっと植物を育てています。今年はトマト、ねぎ、バジル、パセリ、きゅうり、じゃがいもなんかを植えていて、もはや自給自足(笑)。番組の課題ではペチュニアなども育てていますが、昔から花でいちばん好きなのは睡蓮。5月ごろからの開花が毎年の楽しみなんです」
秋には氷川きよしとして初めて映画主題歌を担当した『老後の資金がありません!』が公開。