2021年6月28日 11:00
世界遺産「空撮SHOT」15選!マイスターが明かすトリビア
世界遺産検定マイスター・畠山検定がご案内します
コロナ禍で行けない、行っても見られない「世界遺産」のドローンを使った最新SHOTを、世界遺産検定マイスターの解説とともに紹介!解説してくれたのは、世界遺産検定マイスターに加え、漢字能力検定1級、知識検定1級を持つ博学ピン芸人の畠山検定(39)。
【文化遺産編】
■フランス「モン・サン・ミッシェル」
1979年に登録された、サン・マロ湾上に浮かぶ修道院。頂上で輝く大天使ミカエルの金の像は上空からだとよく確認できる。
「大天使ミカエルがオベール司教の夢枕に立って、建立を頼んだのが建設のきっかけとも。当時は橋がなく、干満の差が15メートルほどもある危険な湾を歩くため、遺書を書いて巡礼したとか」(畠山・以下同)
■ポルトガル「グラーサ要塞」
スペインとの国境近くに位置する「国境防衛都市エルヴァスとその要塞群」の1つ。18世紀半ばに建てられた。
「星形は挟み撃ちしやすく、実戦に適した形。軍事技術者のヴォーバンが設計したフランスにある世界遺産、ヴォーバンの要塞群に影響を受けているとも言われます。
じつはあの函館の五稜郭も同じ流れをくむ建物です」