2021年7月10日 16:46
空港は別ルート、ホテルは超厳重警備…バッハ会長のVIPすぎる隔離生活
手をふるバッハ会長(写真:時事通信)
《YOUは何しに日本へ?》
《開会式もリモート参加でお願いいたします。広島長崎にも行かないでください。あなたが来ることを誰も望んではいません。》
《五輪要らないし、貴方も要らない。》
4度目となる緊急事態宣言が東京に発令されることとなった7月8日。「#バッハ帰れ」というハッシュタグとともにTwitterではこうした怒りの声が。そう、この日IOCのトーマス・バッハ会長(67)が来日したのだ。
同日午後0時14分頃、東京・羽田空港に到着したバッハ会長。
チャーター機を使った昨年11月の来日と異なり、今回はフランクフルト発の民間機で一般客に混じって来日していた。
「(五輪開催実現のために)われわれは犠牲を払わなければならない」「(緊急事態宣言は)五輪とは関係ない」といった発言などによって、日本国民の感情を逆なでし続けた状況下での来日。さすがに慎ましやかな行動を取るかと思いきや、圧巻の“五輪貴族”ぶりをここから見せる。
この日の空港到着ロビーには、バッハ会長の姿を撮影しようと50人近い報道陣が待ち構えていた。しかし、到着から1時間を過ぎてもバッハ会長は一向に姿を見せない。