くらし情報『「真摯で純真な人だった」一周忌迎えた三浦春馬さんの残した愛』

2021年7月18日 11:00

「真摯で純真な人だった」一周忌迎えた三浦春馬さんの残した愛

被爆者の梶矢夫妻に会いにいった三浦春馬さん(写真提供:梶矢文昭さん)

被爆者の梶矢夫妻に会いにいった三浦春馬さん(写真提供:梶矢文昭さん)



俳優の三浦春馬さんが、30歳という若さで旅立ったという衝撃的な出来事から、7月18日で1年になる。生前の三浦さんについては、誰もが口をそろえて、「どんな人にも真摯に接する純真な人」と評した。三浦さん自身、かつてこんなことを語っている。

「自分で言うのも何ですが、僕はちょっと人に優しすぎるとこがあって(笑)」(『からだにいいこと』’19年10月号)

超多忙な芸能活動の傍ら、常に弱い立場にいる人たちに心を寄せ、ときには難病患者と、ときには被爆者と語り合い、元気づける姿があった。エイズの啓発を行う「Act Against AIDS」(現:Act Against Anything)に積極的に参加していたことは、ファン以外にはあまり知られていないかもしれない。その支援金などをもとにラオスでは小児病院が設立されているが、彼が病院建設中から現地を訪れ、HIVポジティブの子供たちとふれ合う光景は、本誌でも報じている。

そんな三浦さんとじかに接した多くの人の証言から、真面目で心温かい彼の人物像が浮かび上がってきた。

■広島へ被爆者を訪ね、直筆の手紙を――

「以前、広島を訪ねたとき、ある被爆者の方から、『人間は想像力が欠如したときにむごいことをする』というお話をうかがいました」

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