「許嫁いるの?って聞かれたり…」藤間爽子 日舞名家の意外な悩み
扇子が飛んだりとか、そういうスパルタなお稽古ではなくて(笑)。舞踊がうまくできなくて泣くことはありましたが、イヤだとか、怖いとかそういうのはなかったですね」
いっぽう彼女には幼少期、日舞ファミリーの“悩み”があったという。
「祖母と1対1で時間を過ごしたことがないんです。必ず周りに家族やお弟子さんなど、誰かしらいますから。外食の時なんて行列みたいな感じで(笑)。
小さい頃に困ったのが、大人たちが喋ってて会話がなくなると、決まってみんな私のほうを見るんですよ!会話を求めるというか。そういう時って子供や犬に目線行きがちじゃないですか(笑)。小さいながらも毎回、ニガテでしたね」
また、「ザ・名家」のイメージからこんなエピソードも。
「お話してると『許嫁がいるんでしょ?』って聞かれたり……。ちょっと、いつの時代なんですかって(笑)!門限とかもなかったですし、私の家は自由に。女優のお仕事も応援してくれる家族で、しきたりやルールもありません。結婚のパートナーにしても、今のお仕事を応援してくれる方だったら『むしろ私と結婚してくれてありがとうございます』って感じですね」
■「26歳の私はまだまだ“ひよっこ”」