2021年8月5日 11:00
宅配生協で得するためのマイル―ル「極力カタログは見ない」
スーパーに何度も行くと、ムダ買いが増えてしまう。でも、1週間分のまとめ買いは体力的にもきついし、効率よく短時間ですませるのは、なかなかハードルが高い……。
こうした悩みに真っ向から取り組んだのが『いま見直したい!食材の買いグセみんなの買い物大全』(ワニブックス)だ。「心地よい暮らし研究会」を構成する5人のワーキングママが、それぞれの暮らしに合った効率的な買い物を模索している。
苦行のような買い物ライフを改善するため、心地よい暮らし研究会は宅配生協の利用を提案する。同会のメンバーは異口同音にこう話す。
「生協だけですべてをまかなおうとは思っていません。宅配生協とスーパーの“いいとこ取り”をして、使い分けることが大切です。
宅配生協とスーパーを利用するバランスは、人それぞれ。自分の生活に合った最適なバランスが見つかると、生協は私たちの暮らしをサポートする最強の助っ人になるでしょう」
では、宅配生協とスーパーのバランスはどう決めればいいのだろう。そのヒントになるのが心地よい暮らし研究会の暮らしぶりが似ているメンバー。参考にすれば、自分に合った買い物ルールを探す手掛かりになるはずだ。
■近藤こうこさん
食欲旺盛な2人の息子を持つ近藤さんは、注文の際に紙のカタログを見ないという。