4カ月で10キロ痩せるための冷蔵庫の作り方 卵は冷蔵室にいれて
400人の冷蔵庫を変えた食欲コンサルタントの村山彩さん
「昨年の新型コロナによる緊急事態宣言を機に、まとめ買いのクセがついた人が多いのではないでしょうか。まとめ買いの結果、冷蔵庫が整理できなくなっている人は、“太る冷蔵庫”を生み出しているかもしれませんよ」
こう注意を呼びかけるのは、『やせる冷蔵庫』(サンマーク出版)の著書もある、食欲コンサルタントの村山彩さん。村山さんは妊娠をきっかけに“運動しないダイエット法”として、冷蔵庫の収納術を考案。これまで約400人の冷蔵庫をコンサルティングしてきた。
「食べ物があれば食べてしまうのが人間。冷蔵庫に太る食べ物が入っていれば、自然と太ってしまいます。さらに、ものが詰め込まれた冷蔵庫は、いま何があるのかを把握しにくくなる。その結果“なかったらどうしよう”と不必要な買い物が増え、負のスパイラルに陥ってしまうのです」
そこで村山さんが提唱するのが、冷蔵庫内の食材の入れ方を工夫した“やせる冷蔵庫”。
自然と太りにくい食生活ができるうえ、食材の循環もしやすくなるという。
「まずは冷蔵庫の中身を全部出し、いらないものを処分します。賞味期限が切れた調味料、黒ずんだ端切れ野菜、霜だらけの冷凍食品などが出てくるはずです」