2021年8月10日 11:00
石原さとみ「転機は長崎県」人生を変えた被爆者との13年交流
《ショッキングな事実に向き合う際には勇気が必要で、最初は筋肉痛のような痛みがありましたが、徐々に鍛えられました。知らなくてはいけないことがこれだけあるのに、知ろうとしない臆病な人間にならないように、勇気を出すようにしています》
8月9日配信の「47NEWS」のインタビューでこう語ったのは、石原さとみ(34)。同日で、長崎に原爆が投下されて76年目を迎えた。《私たちは被爆者の声を直接聞ける最後の世代です》と語った石原の告白が、ネット上で共感を呼んでいる。
《知る勇気、伝え続けること。改めて大切だと感じました》
《被爆者の話を直接聞ける最後の世代まさにそう思うやはり実際に体験した方の声に勝るものはない被爆者、戦争経験者の思いをしっかり知ることが大切》
《著名な方が声を挙げてくれるのは素晴らしい事だと思います。海外にも届くといいですね》
東京五輪では、5月に聖火ランナーとして長崎を走った石原。ランナーを務めるにあたっての会見で「東京都生まれなんですけど、『一番の転機の場所はどこですか?』と聞かれたら長崎県です」と石原が答えたきっかけは、長崎の被爆者・本多シズ子さん(87)との出会いだった。