2021年8月13日 06:00
「人生を背負わせて」小林幸子を甘えさせた年下夫の一言
「何でも面白がりつつ、本気で取り組むのが仕事のモットー。でも、プロレスをやったときはネットニュースに『小林幸子、断る勇気も必要だ』って書かれました(笑)」
そう話すのは今年5月、自身初となるオンラインライブを開催し、これまでにもヘビメタ、ロックバンドとのコラボなど新たなジャンルに挑み続けている小林幸子さん(67)。プライベートでは’11年に、8歳年下で、再生医療会社社長の林明男さん(60)と結婚した。
昨年からは、コロナ禍で明男さんの仕事がリモートに。小林さんも地方公演が中止になり、自宅で共に過ごす時間が増えたという。
「けんかは全然ないですね。けんかになりそうになると夫がシュッと話題を変える。それで時間がたつと私も忘れるし(笑)」
結婚10年目になる2人だが、じつは小林さんに結婚願望はなかったという。
10歳で歌手デビューした小林さんだが、デビュー後は鳴かず飛ばずの時期が続いた。
「’64年の新潟地震で実家が被災し、復興の波に押され、私が15歳のときに家族みんなで上京してきていたんです。だから私は、一家の大黒柱としてお金を稼がなければいけない。クラブやキャバレーで、年齢を偽って歌を歌っていました。