2021年8月20日 11:00
「田舎暮らしの夢破れ1千万円が消えた」老後破綻の落とし穴
とりあえず、独り暮らしを続けてもらいながら、受入れ態勢を整えることに」(60代主婦)
介護保険を使えば原則1割の自己負担で介護サービスを受けられるが、細かい日々の雑用や役所の手続きまではやってくれない。
「月に2回ほど、実家に帰って面倒を見ないといけなくて……。飛行機に介護割引があるんですが、それでも1往復で2万〜3万円ほどかかります。すぐに東京で受入れ態勢を作るつもりでしたが、コロナ禍などもあって延び延びになって。結局、この2年で貯蓄を150万円以上取り崩しました」
加谷さんは「親の介護はいつか来る問題とわかっていても、準備していない人は多い」と指摘する。
「この事例のように、けがから急に要介護になる例は多い。親との相談は、すぐにでもやっておいたほうがいい優先課題です」
〈対処法〉親が元気なうちに相談を。
人生の最後にこんな大誤算が待っているなんて!そんなふうに嘆かないで済むように、落とし穴を知っておこう。
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