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駅で突進、傘を畳まない…身近にいる「残念なオヂサン」4選

女性自身
駅で突進、傘を畳まない…身近にいる「残念なオヂサン」4選


「蒸し暑い日が続くと気分的にイライラして、自分を律する頻度がだんだん減ってきます。そのため、他人からどう見られているか、公共のマナーに対する“俯瞰力”も鈍ってきます。とくに影響を受けやすいのがオヂサマたち。身だしなみ、自分を律することにも、だらしなくなる傾向があります」

こう語るのは、『知らないと損をする男の礼儀作法』(SB新書)の著者で、マナー講師として活躍中の諏内(すない)えみさん。

厳しい残暑が続くなか、汗でベトベトになったスマホを使っていたり、公共の場で大きなくしゃみを平然としたり……これからも傍若無人に行動するオヂサンを目撃する機会は多いはず。

そこで諏内さんに、女性がとくに遭遇したくない「残念なオヂサン」たちの生態を解説してもらいました。夫や家族が当てはまるようだったら、さっそく改善を!

【1】直進オヂサン

駅などの通路で、正面からぶつかりそうになるまで突進してくるのが“直進オヂサン”だ。

「男性は相手が女性だとよけると思いこんでいるのかもしれません。
“どこ見てるのよ”と言ったら、“オマエもだろ!”と、怒鳴られるかもしれない。女性は男性にぶつかられても、なかなか怒れませんよね。怖いですから。だから頭にきてもその場はグッと我慢する、というケースが多いと思います」(諏内さん・以下同)

対処法は相手に恩を着せること。

「相手がぶつかってきた場合“大丈夫でしたか?”と、先に声をかけて、恩を着せる方法があります。そうすると“僕も見てなかったので”と、謝ってくることも」

■ビショビショの傘を閉じないオヂサンも…

【2】くしゃみオヂサン

今はみんなマスクをしているからか、電車内でも思いっきりくしゃみをする男性が……。

「ご年配の方に多いですね。くしゃみは、思いっきりやったほうが気持ちいいらしいです。
でも、このご時世ですし、公共の場や会社などでは手を添えて控えめにやっていただきたい。電車の中でオヂサマの息がかかったかもと思うだけで、女性はものすごく嫌です」

【3】傘畳まないオヂサン

雨の日、傘を畳まないでびしょびしょのまま電車に乗ってくる迷惑オヂサンの多いこと!

「混んでいるときなど、水滴でスカートやストッキングがぬれたりすることも。電車に乗る際は、駅の構内で傘を閉じる。そして電車内では、傘の先が自分のほうに向くようにする。傘を腕にかける場合は、傘の柄の部分を腕の内側からではなく外側からかけること。そうすると傘の先が自分に向くので、まわりに迷惑がかからない。傘の先が当たると、ストッキングが切れることもありますから」

女性が嫌がる“雨の日あるある”話として、家庭や社内の会話の一部に加えてみるといいかも。

【4】ベトベトオヂサン

「日中、外で電話をしていると耳まわりの汗がスマホにべっとり付くこともあります。
毎日使用していると、男性はあまり汚れが気にならなくなってくるんです」

もし、男性上司のスマホがベトベトで気になったら、“これを使ってください”と、ウエットテッシュを渡してみるといいそうだ。

「このとき、先に自分のスマホを拭きながら“どうぞ”と言って渡すのがポイント。まずは自分が拭いているところを相手に見せないと、“汚いから拭きなさい!”になってしまいますから」

まだまだ蒸し暑い日は続きそう。残念なオヂサンに遭遇したら、諏内さんのアドバイスを参考に、クールに対処しよう。

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