くらし情報『みずほFGでは給料8割に…週休三日制は聞こえのよいコストカット』

2021年9月3日 15:50

みずほFGでは給料8割に…週休三日制は聞こえのよいコストカット

みずほFGでは給料8割に…週休三日制は聞こえのよいコストカット


「週休3日制」は、政府の重要課題を示す「骨太の方針2021」にも盛り込まれ、日本マイクロソフトやみずほフィナンシャルグループ(以下、みずほFG)などの大企業や、一部の中小企業にもじわりと広がってきた。

とはいえ「まだ現実的ではない」人が多いなか、東京都の調査では、中小企業の従業員が「今後導入してほしい」働き方として、週休3日制を選ぶ人が最多だった(’21年5月)。多くの人が希望する週休3日制について、経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれたーー。

■長い人生の分岐点と考えよう

現在導入されている週休3日制には、3つのパターンがあります。

【1】給料はそのまま、会議時間の短縮などでムダを極力カットして週休3日を実現。日本マイクロソフトなどで実施されています。
【2】ユニクロなどでは、週40時間労働を1日8時間×5日から1日10時間×4日にするなど、総労働時間も給料も変えずに導入。
【3】みずほFGなどは、週休3日なら給料は約8割に、週休4日だと約6割といった具合に、労働時間が減れば給料も減る仕組みです。


【1】や【2】は就業時間中のきびしさはあるものの給料は維持できますが、【3】は減給に直結します。

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