2021年9月3日 11:00
伊藤蘭明かすキャンディーズ時代の熱狂「帰宅すると実家の前にファンが」
『洗濯機回しておくから、後で乾燥機に入れておいて~』という具合です(笑)」
ステイホーム中は、趣味の“カゴづくり”に没頭することも多かった。
「知り合いがやっていたことがきっかけで、ナンタケットバスケットづくりを3年前に始めたんです。面白くて、延々とやってしまう。そういうふうに見えないといわれますが、一度没頭すると、とことんハマってしまうんですよ」
キャンディーズは1977年7月に人気絶頂の中で解散を発表。翌1978年4月、後楽園球場での解散コンサートで活動に幕を下ろした。その当時は、相当なハードスケジュールだったようだ。
「いま思うと、自分でもよくやっていたと思います。たとえば、『夜のヒットスタジオ』の生放送があると、できたばかりの新曲の振付を当日に覚えていくとか。
テレビ、ラジオ、ライブ、レコーディングと、かなりの仕事量でした」
当時、ファンの熱狂ぶりもすさまじいものでーー。
「そのころは実家に住んでいたんですが、帰宅すると家の前にファンの方がたくさんいて。玄関の前で、皆さんと『今日出演した番組はどうだった?』とか、5分くらい話してから家に入ったり(笑)。
でも、怖い思いや危ない目にあったことは全然ありませんでしたよ。