世界一の激臭メシは?『地球の歩き方』厳選すごい写真9
インド/統一の像(写真提供:shutterstock)
終わりの見えないコロナ禍で、ガイドブックのパイオニア『地球の歩き方』も存続の危機では!?そんな心配の声などどこ吹く風と、新しい「家で読んで楽しめる」図鑑シリーズが続々と重版を決めているそうだ。
この大ヒット企画のきっかけを、編集部に教えてもらった。
「“旅の図鑑”シリーズ第一弾は『世界244の国と地域』で、もともと東京五輪の開会式の選手入場や競技を見ながら楽しんでもらえたらと思って手がけたんです。コロナきっかけではなかったのですが、折しも旅行に行けない状況と重なり好評いただきました。また『地球の歩き方』初の世界を包括した本ということでも注目いただけたようですね」
現在、同シリーズは10タイトルを数える。
「いちばん売れているのが『世界のグルメ図鑑』で、複数回の重版がかかる初めての事態となっています。実は42年前の創刊当時から今に至るまで『地球の歩き方』を手がけるベテランスタッフもいるんです。そうした当編集部ならではの情報の蓄積があったからこそ実現できたと思うので、シリーズを通して旅行気分を楽しんでもらえたらうれしいですね」