2021年9月15日 06:00
竹内結子さん一周忌 義父が語る遺族の今「みんな何とか元気に…」
11年11月、長男のお受験に挑んでいた竹内結子さん
セミたちが過ぎゆく夏を惜しむように鳴いていた。埼玉県内の住宅街にある寺院。そこに竹内結子さん(享年40)が14歳のときに死に別れた実母は眠っている。
この寺院の近所に住む竹内さんの親戚女性はこうつぶやいた。
「結子が亡くなったばかりのころ、私たちの間では、“もしお墓がないなら、お母さんといっしょのお墓に入ればいいのにね”といった会話もあったのです」
昨年9月27日に竹内結子さんが自ら命を絶ってからもうすぐ1年になる。
「竹内さんは’19年に俳優・中林大樹(36)と再婚。翌年には第2子となった男の子を出産したばかりでした。仕事も順調でしたし、14歳と生後8カ月のお子さんを残しての急逝に、多くの人々が衝撃を受けたのです」(芸能関係者)
2児を1人で育てていくことになった中林にとって激動の日々が始まった。
「竹内さん逝去の翌月の10月には、竹内さんの個人事務所の代表取締役に就任しました。さらに12月に竹内さんといっしょに暮らしていた家賃180万円という低層マンションからタワーマンションに引っ越したと報じられました。“子供たちに早く悲しい出来事を忘れさせたい”という判断もあったのでしょう。