くらし情報『みずほら大手とネット銀行が振込手数料を値下げ…本当にお得なのは?』

2021年9月24日 11:00

みずほら大手とネット銀行が振込手数料を値下げ…本当にお得なのは?

みずほら大手とネット銀行が振込手数料を値下げ…本当にお得なのは?


みずほ・三井住友・三菱UFJの大手銀行は、今秋から他行あての振込手数料を引き下げる。ATM利用手数料の引き上げ、通帳発行手数料の創設など“改悪”が続いているので、久々の朗報!でも、本当にお得なのだろうか。経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれたーー。

■どの大手銀行も値下げ幅や新料金は似たり寄ったり

今回の改定は、銀行間でお金を移動する際に利用する「全国銀行データ通信システム(全銀システム)」の手数料引き下げによるものです。全銀システムの手数料はこれまで、3万円未満の振り込みで117円、3万円以上で162円。これが40年以上変わらず続いていましたが、10月からは振込額に関係なく62円になります。引下げ幅は、3万円未満の振り込みで55円、3万円以上で100円です。

この全銀システムの手数料は、私たちが払う他行あて振込手数料のいわば“原価”。
各銀行は自行の利益を含む手数料をのせて、振込手数料を設定しています。

たとえば三菱UFJ銀行の場合、10月から3万円未満の振り込みで66円、3万円以上で110円引き下げます。振込手数料は、手続きを行う方法(銀行窓口や銀行ATM、ネットバンキングなど)

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