くらし情報『老後資金の勘定で見落としがちな“特別費”…医療費は夫婦で500万!』

2021年10月1日 11:00

老後資金の勘定で見落としがちな“特別費”…医療費は夫婦で500万!

老後資金の勘定で見落としがちな“特別費”…医療費は夫婦で500万!


「老後資金は2,000万円必要」との趣旨の報告書が金融庁から提出されるなど、お金の不安が増すばかりの人生100年時代。楽しい老後を過ごすために必要なお金はいくらなのかーー。

「老後に必要なお金は生活費だけではありません。毎月の生活費以外に、数年ごとや不定期に出ていくお金があります。これを老後の特別費と、私は呼んでいます」

そう話すのは、プレ定年専門ファイナンシャルプランナーの三原由紀さん。三原さんが特別費としてあげるのは次の9項目だ。ひとつずつ、くわしく解説してもらおう。

【1】医療費

「厚労省が公表している年齢別の国民一人当たりの医療費をもとに試算すると、70歳以上が窓口で支払う金額の合計は概算で140万〜400万円になります。
おおよそ夫婦で500万円程度と見積もってはいかがでしょうか」(三原さん・以下同)

【2】介護費

「生命保険文化センターの調査によると、介護を受ける期間は平均約4年7カ月。介護費の合計は494万円。介護代は夫婦で1,000万円用意したいところです」

【3】居住費

「老後30年以上暮らすことを考えると、戸建て、マンションいずれもリフォームの必要が出てきます。

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