2021年11月8日 15:50
蛭子能収のゆるゆる人生相談「退職後、妻が小うるさくて…」
2020年7月、認知症であることを公表した蛭子能収さん(74)。その近況や今の思い、妻・悠加さんの“介護相談”も収録した『認知症になった蛭子さん~介護する家族の心が「楽」になる本』(光文社・定価1,320円)も発売中の蛭子が、本誌読者からの相談に応える!
【Q】「退職後、自由に過ごしたいと思っているが、妻に『歯を磨け』『風呂に入れ』とうるさく言われ、ほとほと困っている。誰に会うわけでもない毎日、そんなに小ぎれいでいないといけないのでしょうかね?」(サトピンさん・67歳・宮城県・無職)
【A】「風呂に入ったり、歯磨きしたりするのは、自分のためではなく人のため」(蛭子能収)
オレは小さいときから、トイレに行ったらいつもせっけんで手を洗います。オレ自身は気をつけているつもりはありませんが、母親にうるさく言われたからだと思います。(マネージャー「蛭子さんは意外ときれい好きですよね」)
えっ?意外というのがちょっと傷つくけど……、いまでも食事のあとは歯を磨くし、風呂にも毎日入ります。面倒ですが、女房に嫌がられないためにしたことが習慣になっただけです。
この人も、自分のためだけだったら身ぎれいにしようと思わないはずです。