2021年11月12日 11:00
わが家の“浪費度”が一目瞭然!冬の暖房代47都市リスト
1年でもっとも光熱費がかかる冬。はたしてわが家は適正価格なのだろうか。まわりと比べてみようーー!
「原油や石炭、液化天然ガスの高騰が続く今年の冬は、光熱費が急増する可能性があります。手立てを講じることが重要です」
そう語るのは、ファイナンシャルプランナーで消費生活アドバイザーの丸山晴美さん。
大手電力会社10社の12月の電気料金は、11月と比較して、平均的な家庭で67~141円と軒並み値上げ。ガス料金も大手4社で月64~88円アップ。いずれも4カ月連続での値上げになった。
「今冬の光熱費は、例年より数千円増。
2割近く増えたとしてもおかしくありません」(丸山さん)
家計が破綻しないためにも、節約が急務だが、そのためにはわが家の“暖房代”が高いのか、安いのかを知っておく必要がある。また、自分の住む地域の光熱費の特徴や傾向を知るのも大事なことだ。
一覧表(画像参照)は、総務省による「家計調査」から作成した、47都道府県庁所在地の2人以上世帯の冬の光熱費だ。
昨年12月から今年2月までの1カ月あたりの電気代、ガス代、灯油などの平均額を合算して、高い順に並べた。ぜひ、自分が住む都道府県の都市のものと、自分の家庭の光熱費を比べてみてほしい。