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蛭子能収のゆるゆる人生相談「かわいがっていた犬を亡くして」

女性自身
蛭子能収のゆるゆる人生相談「かわいがっていた犬を亡くして」


2020年7月、認知症であることを公表した蛭子能収さん(74)。その近況や今の思い、妻・悠加さんの“介護相談”も収録した『認知症になった蛭子さん~介護する家族の心が「楽」になる本』(光文社・定価1320円)も発売中の蛭子が、本誌読者からの相談に応える!

【Q】「かわいがっていたワンちゃん『ミルク』(ビーグル犬)を亡くしてしまいました。7年間も離れずに一緒だったのに!!亡くなって3年ですが、テレビで犬を見ると今でも悲しみに落ちてしまいます。どうしたらいいですか?」(チャンエビさん・67歳・茨城県・主婦)

【A】「こらえきれない悲しみや寂しさも、他人にとってはどうでもいいこと」(蛭子能収)

オレは生き物をかわいいと思ったことがありません。ペットと一緒に暮らすなんて面倒だし、そんなに動物が好きなら動物園に行けばいいんですよ。(マネージャー「蛭子さんの奥さんも、かわいがっていた猫の「マロン」が亡くなったときはショックを受けて落ち込んでいましたよね」)

あ~、そうでしたね。オレは世話が大変だったから猫が死んだときに「これで気兼ねなくパチンコに行ける」とちょっと思いましたが、女房に怒られるから「かわいそうだね」と言っときました。

毎月の墓参りにも付き合って一緒に行きましたが、女房の悲しみはわかりません。
たとえ夫婦でも、相手の悲しみや寂しさはわからないものですよ。まして他人にとってはどうでもいいこと。よその人がどうこうできることではありません。

今でも悲しいと考えているだけでも、その犬は喜んでいると思えばいいですよ。女房にもそう言いました。本心では死んだら喜ぶはずはないと思っていましたけどね……てへっ!

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